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皆さま!おはごはん!
おこめ系ブロガー「みすのん」です!
ふるさと納税で海鮮物と言えば
北海道!
と答える方は多いのではないでしょうか?
実際に各会社が運営する、ふるさと納税サイトのランキングの魚介・海産物部門は北海道の自治体が上位を多く占めています。
実際にブログ管理人は現在北海道にいるので、北海道の海産物は美味しいと思っていますが、ふるさと納税で北海道の自治体を探していた時に
あれ、この商品北海道産じゃない。
ということが結構ありました、これは海外から輸入した食品をその自治体で加工していたらふるさと納税の返礼品として使えるからですね。
気になったので、北海道の自治体で人気の海鮮物ランキングトップ50位の商品の原産地を調べた結果、下の結果が得られました。
上の図でも分かる通り、人気海産物ランキングトップ50の62%は海外産だと判明しました。
【みなさんがふるさと納税で喜んで食べていた北海道の自治体の海産物の多くは実は北海道産では無かった】と言うことですね。
この結果にブログ管理人は少し憤りを感じています。確かに海外産も美味しいですが、北海道の海産物はもっとも〜っとも〜〜っと美味しいです。
そこで今回は、魚介・海産物の北海道産だけを選び特にブログ管理人が各海産物毎にオススメする自治体を選びました。
今回紹介する海産物は8種類!【いくら】【鮭・サーモン】【雲丹(ウニ)】【タコ】【ホタテ】【サンマ】【カニ】【マグロ】です!
頑張って調べてみたので、是非最後まで読んでみてくださいね🎵
~目次~
①北海道の海産物おすすめ3自治体【いくら】編
1つ目は鮭や鱒(ます)の卵【いくら】を紹介します🎵
北海道の中で特にいくらが美味しいのは野付湾、根室湾産だとブログ管理人は思っています。
日本の鮭の漁獲量は90%北海道と言われています。その北海道の中でも各地域によっていくらの味が少しずつ異なると言われています。
これは北海道の鮭は【これからロシアに向かう鮭】【これから本州に向かう鮭】【北海道を目指す鮭】の3パターンがあるからなのです。
鮭や鱒の卵が1番美味しいのは、これから産卵に向けて川を登る鮭、つまり【北海道を目指す鮭】です。
要するにこれから川登りをするためにお腹に卵巣を抱えている鮭ですね🎵
またいくらが美味しくなる条件として、北海道の川から得た養分が溜まりやすい場所、つまり湾(わん)になっている箇所は・いくらの粒が大きい・風味が豊かないくらを食べることが出来るのです。
この条件を満たしているのが野付湾、根室湾、オホーツク沿岸なのです。
以上を踏まえて北海道産【いくら】おすすめの3自治体はこちら!
(1)北海道標津町”鮭いくら醤油漬け”
野付湾の鮭から獲れた大粒のいくら、モンド・セレクション金賞を受賞しています🎵
(2)北海道斜里町”鮭いくら醬油漬け”
北海道の秋鮭のふるさと「知床・斜里町」で獲れた北海道オホーツク海産いくらです🎵
(3)北海道根室市”無添加塩いくら”
北海道有数のグルメ地、根室市の秋鮭を使ったいくら本来の味を楽しめる塩いくらです🎵
②北海道の海産物おすすめ3自治体【鮭・サーモン】編
2つ目は鮭や鱒の身【鮭・サーモン】の紹介です🎵
ブログ管理人がオススメするサーモンの身が美味しい地域は北海道北部、オホーツク沿岸、太平洋側日高地域です!
いくらの紹介のときに秋鮭のいくらが美味しいという話をしましたが、身となると話が変わってきます。理由は身の養分がいくらにいってしまうからです。
サーモンの身が美味しい時期は「川を上り始める25〜60日前」と言われています。
この時期の鮭を本州では獲ることが出来ませんが、北海道で獲ることが出来ます!先程紹介した【これからロシアに向かう鮭】と【これから本州に向かう鮭】ですね🎵
【これからロシアに向かう鮭】はトキシラズ、【本州に向かう鮭】は(メジカorメヂカ)と呼ばれており、身の脂が普通の秋鮭の約3倍と言われています!
しかしながら秋鮭でも最高ランクの鮭は「銀毛(ぎんもう)」と呼ばれており中でも日高沖産の「銀聖(ぎんせい)」は一度皆様に食べてほしい鮭です🎵
以上を踏まえて北海道産【鮭・サーモン】おすすめの3自治体はこちら!
(1)北海道稚内市”時知らず3kg前後”
北海道でもわずかしか獲れない超希少!天然物のトキシラズを皆さまの食卓でどうぞ。
(2)北海道様似町”ブランド鮭「銀聖」”
北海道の鮭の中でもブランド品である「銀聖」を丸々1匹詰めた返礼品です。
(3)北海道枝幸町”新巻メジカ鮭切り身”
まだ卵を宿していないメジカ鮭の切り身です!
③北海道の海産物おすすめ3自治体【雲丹(ウニ)】編
3つ目の海産物紹介は【ウニ】です!
ウニは他の海産物に比べると、保存方法が難しい海産物なので時期によっては食べられない県が多いですが、北海道は場所を変えれば1年中食べることができます🎵
その中でブログ管理人は積丹半島・余市、利尻島のウニをおすすめします!
ウニが美味しくなる条件は【海の透明度が高いこと】かつ【ミネラルが豊富であること】ですが、この2つの条件というのは矛盾しています。
なぜなら海のミネラル成分が豊富な場所というのは海が濁ってしまうからです。
北海道でウニが採れる箇所は多いですが、この2つの条件を満たすのは、火山半島で原始の姿で流れる川がある積丹半島や島自体が火山である利尻島くらいしかないのです。
実際に余市・積丹半島のウニは他の地域と比べても格別で「純」な味をしています!ブログ管理人も車で何度も足蹴く通いました🎵
以上を踏まえて北海道産【雲丹(ウニ)】オススメの3自治体はこちら!
(1)北海道余市町”塩水ウニ【バフンウニ&ムラサキウニ】”
バフンウニもムラサキウニも北海道の余市町で捕れた高級店でも使用される積丹のウニです。
(2)北海道利尻町”塩水生ウニ(バフンウニ)”&”バフンウニとムラサキウニ食べ比べ”
北海道内の離島、利尻島で捕れたバフンウニ&エゾバフンウニを使用してます!
(3)北海道奥尻町”奥尻産「塩水ウニ」”
奥尻島の奥尻町で捕れた奥尻産のウニです!
④北海道の海産物おすすめ3自治体【タコ】編
4つ目の海産物紹介は【タコ】です!
他の海産物に比べると少し地味ですが、令和2年度の日本全体の漁獲量3万5000tのうち、約2万3000t(66.4%)つまり3分の2は北海道で獲れたタコなのです。
タコもウニと同じように北海道各地で捕られていますが、根室市・稚内市がトップ2なのでブログ管理人のおすすめもこの2市町村ですね。
北海道のタコは本州でよく食べるマダコではなく、水分が多いミズダコと呼ばれる種類を食べます。
柔らかく少し甘みがある、つまり鮮度があるので、タコしゃぶや刺身などの料理で使用するのです。
また北海道の一部地域では、タコの卵を食べる風習があり、卵が米の形に似ていることから「たこまんま」と呼ばれ親しまれています。
以上を踏まえて、北海道産【タコ】おすすめの3自治体はこちら!
(1)北海道稚内市”稚内名産タコしゃぶセット”&”稚内海鮮しゃぶしゃぶセット”
北海道のタコをしゃぶしゃぶで食べる北海道ならではのセットです!
(2)北海道根室市”刺身用たこ足”
北海道根室市近海で獲れたタコを刺し身用に切ったタコ足の刺し身です。
(3)北海道紋別市”オホーツク産タコ足”
様々な用途に使えるタコ足です。
⑤北海道の海産物おすすめ3自治体【ホタテ】編
5つ目の海産物紹介は【ホタテ】です!
ホタテの漁獲量は令和2年度の日本全体の漁獲量34万6000tのうち、34万5400tが北海道で獲れたものです!要するにほぼ北海道です。
ホタテは冷たい海で身が引き締まったホタテが美味しいです。特にブログ管理人がオススメするホタテは猿払村のホタテです!
北海道のホタテは地撒き式養殖と垂下式養殖の2種類ありますが、管理人がオススメするホタテはゆっくりと成長させた地撒き式のホタテです🎵
特に猿払村で行われている地撒き式のホタテはとても肉厚な身で弾力がある素晴らしい逸品です!是非皆さまには食べてほしいと思っています!
一方で垂下式のホタテは、砂を噛まないので身が柔らかく、ボイルしたホタテが流通していますがこちらも美味なので是非試してみて欲しいです!
以上を踏まえて、北海道産【ホタテ】オススメの3自治体はこちら!
(1)北海道猿払村”冷凍ホタテ貝柱500g”
ホタテが有名な猿払村の貝柱と生ホタテです!
(2)北海道紋別市”オホーツク産ホタテ玉冷大”
オホーツク海の地蒔きで育ったふるさと納税でも人気なホタテです!
(3)北海道別海町”北海道野付産 LL-Lサイズ 冷凍 帆立貝柱”
量と質を考えるとコスパが良い野付産ホタテです🎵
⑥北海道の海産物おすすめ3自治体【サンマ】編
6つ目の海産物紹介は【サンマ】です!
大衆魚というイメージがありましたが、最近は高いですね(泣)2022年の初物サンマは1万3200円の値が付き過去最高額となりました。
サンマの漁獲量日本一は北海道です🎵約42%は北海道で、厚岸町、根室市が多くの割合を占めています。
このコーナーでは北海道のどの自治体がオススメなのかではなく、北海道のサンマが他の都道府県に比べて美味しい理由についてお話します。
結論から話すと、北海道で獲れるサンマは身がまだ締まってないからです。
「あれ?魚って身が引き締まってる方が美味しいんじゃないの?」と思った方、半分正解です。
「(白身魚なら)身が引き締まってた方が美味しい」が正解です、でもサンマは赤身魚なので、身が引き締まる前の脂が乗っているサンマの方が美味しいのです、料理で塩振って身を引き締めるとなればまた話は変わりますが、今回はその解説はしません。
サンマは夏の間に北海道のオホーツク海で育ち、オホーツク海から親潮に乗って南下していく間にどんどん身が引き締まっていくので、北海道のサンマの方が美味しいというわけです。
そんな美味しい【サンマ】をふるさと納税の返礼品で出している自治体がこちら!
(1)北海道根室市 ”さんま20尾入り”
北海道根室市の脂の乗ったサンマを贅沢に20匹用意してます!
(2)北海道釧路市 “化粧箱入り糠さんまセット“
北海道の郷土料理”糠さんま”のセットです!
(3)北海道厚岸町 “旬の味覚!刺身用 鮮さんま(15~20尾)”
北海道のサンマを使った刺身用サンマです!
⑦北海道の海産物おすすめ4自治体【蟹(カニ)】編
7つ目の海産物紹介は【カニ】です🎵
北海道は5種類のカニがそれぞれの季節で食べられるので、1年中カニが楽しめる場所になっています。
カニ自体は日本海側を中心に各地で獲れますが、やはり漁獲量1位は北海道です。
カニは各種類毎にオススメの自治体が異なるので纏めて発表します!
~北海道の主なカニの旬と名産地~
タラバガニ:稚内市(旬:1月~5月、9,10月)
アブラガニ:網走市(旬:1月~6月)
毛ガニ:枝幸町、紋別市(旬:1年中だが、オホーツク産は3~6月)
ズワイガニ:紋別市(旬:11月~3月)
花咲ガニ:根室市(旬:7~9月)
上記に挙げた市町村がオススメ自治体になります。何かしらのカニが旬なシーズンで食べれることが分かります。
北海道のタラバガニは90%以上が稚内産だったり、アブラガニに関しては100%は網走産なので、逆に違う自治体で販売されてる場合、海外産を疑うべきだと思います。
北海道のカニが美味しい理由の1つに「流氷」が関係してると言われています。毎年1月〜3月の間に海一面が氷で覆い尽くされるような場所は、日本では北海道だけですね。
氷で覆われた海は静寂で波が無いため、プランクトンが多く、そのプランクトンを食べた栄養たっぷりのカニは美味しいというわけです。
個人的には花咲ガニは北海道でしか食べれない上、ホントに美味しいので、是非一度は食してほしいカニですね🎵
またアブラガニが獲れる網走市はふるさと納税をやっていないので、気になる方は現地まで足を運んでみてください!
以上を踏まえて、北海道産【カニ】のオススメ自治体はこちら!
(1)北海道稚内市 “ジャンボタラバガニ脚1kg前後”
稚内の近海で獲れたタラバガニを使用したボイル足です!
(2)北海道紋別市 “本ずわいがに姿2尾”
紋別の海で獲れた身が詰まったズワイガニです!
(3)北海道枝幸町 “本場!北海道枝幸の毛ガニ”
枝幸町で獲れた毛ガニを贅沢に1杯用意した返礼品です!
(4)北海道根室市”ボイル花咲ガニ3~6尾“
日本でも極一部でしか獲れない花咲ガニを3~6尾貰える返礼品です!
⑧北海道の海産物おすすめ自治体【マグロ】編
8つ目は寿司の王道【マグロ】の紹介です🎵
ブログ管理人がオススメするマグロが美味しい自治体は、函館・松前がある松前半島と亀田半島です。というよりは北海道はほぼこの地域でしかマグロを扱っていません。
実際、北海道のマグロの漁獲量はそこまで多くないですが、有名なクロマグロとして「戸井マグロ」があります。
戸井という地名は知らない方が多いと思いますが、大間という地名は知っている方が多いでしょう。
青森県の大間地区を津軽海峡を通じて反対側にある地区が戸井地区であり、この2つの自治体は約20kmしか離れていません!つまり「大間のマグロ≒戸井のマグロ」なのです。
また戸井のマグロは「戸井活〆」と呼ばれる血抜き、冷凍技術が優れており、日本一のマグロとまで言われています。
そんな【マグロ】が味わえる北海道の自治体は実は函館市のふるさと納税だけ!
(1)北海道函館市”函館海峡産 まぐろ赤身”
寿司や刺身に合う、津軽海峡産のマグロです!
まとめ
~北海道の各海鮮物”ふるさと納税”おすすめ自治体~
①いくら→標津町、斜里町、根室市
②鮭・サーモン→稚内市、枝幸町、様似町
③雲丹(うに)→余市町、利尻町、奥尻町
④タコ→稚内市、紋別市、根室市
⑤ホタテ→猿払村、紋別市、別海町
⑥サンマ→根室市、釧路市、厚岸町
⑦蟹(カニ)→稚内市、紋別市、枝幸町
⑧マグロ→函館市
いかがでしたでしょうか?北海道は色々な海産物の宝庫である事が少しでも感じて頂けたら幸いです。
北海道は皆さんが想像してる以上に広いので、自治体によっておすすめの海産物も異なります。
北海道の自治体のふるさと納税をしてくれた方が「やっぱり北海道の海産物は美味しい!」「今度は北海道に行って、現地で新鮮な魚介類を食べたい!」と1人でも多くの方がなってくれると私も嬉しいです。
それでは今回はこの辺で、最後まで読んで頂きありがとうございました!
〜ブログ管理人「みすのん」より〜
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